忍者ブログ
打撃職人・打撃マンのブログ
2  3  4  5  6  7  8  9 
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

これは3年ほど前のお話なんだけど、アタシが当時働いてた職場で

わけわからん古武術みたいのやってる人がいたのね。

んで、そいつが「空手の蹴りでもボクシングのパンチでも捌いて

関節を取れる」みたいな事言ってたのよ。

アタシは無視してたんだけど、アタシが空手とボクシング経験あるっての

知ってる同僚がそいつに言っちゃってさあ、

「じゃあ本当に捌けるかどうかやってみて」って話になっちゃって、

やる事になってしまったのね。

で、そいつが「一番速い技を出してきてOK」みたいな事言ったのよ。

ここでアタシはピンときたのよね。

ボクシング経験者に対して一番速い技っつったら、もうこれは左ジャブしか

ないわけよ。「こうやって出す技を限定させるのか、ウマイなあ」なんて

思ったわ(笑)どんなに速いジャブでも来るってわかってりゃ捌けるモンよね、

これで「最速の左ジャブを捌いて逆を取った」なんていう達人伝説が後世に

伝えられていくのね、なんて思ったわけ(笑)

でもアタシも性格悪いからさあ、じゃあいきますよってとこで

左ジャブと左ボディのフェイントから右のショートアッパー打ったら

スコーンって見事に入って伸びちゃったわ(笑)

はっきりいって、最初の左ジャブのフェイントに完璧にハマってたから、

その後右ストレートでも前蹴りでも何でも入れられたけど、

念には念を入れてわざわざ左ボディのフェイントまで入れたのね(笑)

でもあんなに綺麗に最後の右アッパーが入ると思わなかったから、

今でもちょっと悪い事したかなあなんて少しは思ってるけどね(笑)

 

 

 

 

PR

youtubeっていう動画が見れるサイトあるじゃない、この前ちょっと

覗いてたのね。んで、格闘技関係のキーワードとか入れて検索してたら

「極真VS太気拳」ってのがヒットしたのよ。

あら、太気拳って何か聞いた事あるわって思ったら、昔ちょっと付き合いの

あった人がやってたの思い出したのよ。んで、見てみたのね。

ルールはよくわからんのだけど、どうも顔面有りである程度は投げたり

してもいいみたいな感じ。

見てておもったんだけど、太気拳って顔面有りじゃなかったっけ?

その割には普段顔面無しでやってる極真と互角っつーのもみっともない話

よね、極真勢はフィジカル面で太気側を大きく上回ってるってのもあるけど

もうちょい何とかなんねーのかよっていうのが感想ね。

でも、ある人に言わせると太気拳は実戦武術だそうなんで

格闘技の試合で強くなくてもいいんだってさ。

武術はあらゆる状況を想定してるから試合じゃ強さはわかんないん

だって。おいおい、それだったらバーリトゥードのリングで戦う事も

「あらゆる状況」に入るじゃんかよ(笑)

ちょっとでもルールだの試合だの絡むと「想定外」って事かしら(笑)

 

 

 

 

 

 

 

アタシ、打撃系格闘技で強くなれるかどうかって7割とまでは言わないけど

6割から6割5分ぐらいはセンスで決まると思ってるのよね。

センス無い人は正直言って大して強くなれないのが打撃系よね。

たしか大槻ケンヂが何かの本で「楽器は努力関係無しに弾ける奴は

すぐに弾ける、打撃系も同じだと思った」みたいな感じの事言ってたわねえ

アタシも同感だわ。

大槻ケンヂは打撃センスが無かったみたいだけど、アタシは幸いにして

並み以上はセンスがあったから自分でもすぐに強くなった方だと思う。

ただ同じ打撃系でも競技体系の違いで向き不向きは多少あるけどね、

アタシは個人的には顔面有りの方が向いてるんだなと

ボクシングやり始めた時に思ったわ。

顔面有りの距離がミョーにハマったというか、やりやすかったのよね。

逆に顔面無しの方がしっくり来る人も当然いるでしょうけど。

でもなんで打撃系はこうも持って生まれたセンスに左右されるのかしらって、

考えたんだけど、やっぱし打撃系って人間の本能に逆らう技術体系だからじゃ

ないかしら。人間って闘争の時は無意識に相手との距離を狭めて、掴もうとする

傾向が強いのよね、これは素人同士の喧嘩なんかそうよね。

パンチやキックっていうのは本能に逆らう行為なのね、だからセンスが

要求されるんじゃないかしらって思うのよ。

あえて闘争の際に、人間の本能にプログラムされてる行為に逆らって

わざわざブン殴ったり蹴っ飛ばしたりするんだから、そうなると肝心なのは

本人のセンスにかかってる部分が大きいんだと思うわ。

ま、だからといって努力する事も大事なんで、イマイチ打撃のセンスが無い

人も頑張ってね。無駄だと思うけど(笑)

 

 

 

なんか芦原会館の京都あたりでサバキゲームとかいうゲームを

やったみたいね、空手関係の掲示板見てたら書いてあったわ。

しかしネーミングセンスの無い名前ね、まあいいけど。

アタシもサバキ系空手やってた事あるけど、以前書いたように

サバキって技術自体は対極真の要素が強いのよね。

ただサバキの概念つーか、そういうのは色んな格闘技に

応用できる完成度の高い物だとは思ってるわ。

早い話がサバキってポジショニングをわかりやすくしたもんで

「相手が何かしてきた時に、自分は安全な位置にいる」って

事よね。だから掴んで振り回して巻き込み投げーなんて

習ったってしょーがないのよ。ぶっちゃけあんなの

使えるわけねーだろって(笑)

サバキって相手が右で殴ってきました→受けて回り込みました→

横からブン殴ってやっつけたワーイ ってモノじゃないのよ。

右で殴ってくるんじゃなくて右で殴らせるようにするのよ、

それがサバキの概念であって、ホントのポジショニングじゃ

ないのって思ってる。

ただやっぱしある程度顔面攻防に慣れてる事が絶対条件かなあ

これだけは練習で慣れるしかないからね。

以前もちょっと書いたけど、アタシは「実戦云々」って言葉が嫌いなのよね

ちょっと考えれば、弱いくせに「喧嘩なら負けないぞー」って言ってるのって

なんかイタくないかしら?

アタシがアマボクの試合に出てた時、詳細は省くけど某実戦拳法だか

何だかの奴とヘッドギア付けてグローブはめて、蹴り有り顔面もOKの

スパーやったんだけど、アタシがボコボコにブン殴っちゃったのね。

ま、そいつは顔面パンチなんて大して練習してないし、アタシは空手経験も

そこそこあって蹴りにも慣れてるから当たり前っちゃ当たり前なんだけどさ。

でもそいつがスパー終わった後に「実戦じゃ防具付けないから」とか

「実戦じゃグローブ付けないし」とかぐちゃぐちゃ言ってるのよ。

こういうのってオカシイとアタシは思うのよね。

実戦、実戦て言うけどさー、じゃあ防具外して素手でやったら

あんたいきなり強くなるのかよって。アタシが手加減してやった

ノロノロジャブですらパカパカ貰ってたくせに、要は弱い自分を

慰めてるだけじゃねーのかよって感じるのよね。

実戦なら目突き金的があるから柔道家に組みつかれても抵抗できるとか

ボクシングの技術はグローブ前提だから素手じゃ使えないとか、

「実戦」が大好きな人はよく言ってるけどさ(何故か空手や中国拳法系に

多いんだこれが)おまえらハイレベルな組技やパンチを体験した事

あんのかよって(あるっていう人はゴメンね・笑)

まさか四回戦レベルのボクサーとちょこっとスパーしただけで

「実戦ならボクシングのパンチをかわせる」とか、その辺の柔道愛好家と

乱捕りして「目突きがあれば勝てる」とか言ってないわよねえ?

それとも実戦なら突然強くなって、オリンピッククラスの柔道家の投げも

防げて、世界ランカークラスのパンチも華麗に捌いてしまうのかしら?(笑)

(実戦はよーい、ドンで始まらないなんていう漫画みたいな事言うのは

やめてね、不意打ちに成功すりゃ格闘技の技量関係なく勝てるもんね)

「実戦なら、実戦なら、実戦なら・・・」は大した格闘技術も身に付けられ

なかった奴の、恥ずかしいプライドを守るための「最後の楽園」よね。

この楽園に引きこもってれば、苦しいトレーニングに耐えられなくても、

スパーでボコボコにされようとも、「実戦なら負けない!」って

思い続けられるから本当に羨ましい限りだわ。

そういう人は目障りだから一生楽園から出てこないでね(笑)

カレンダー
09 2024/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
フリーエリア
最新CM
[08/27 半端人間]
[08/03 紅雪井出]
[07/11 アツシ]
[05/30 バクダン]
[05/28 瞳子]
最新TB
プロフィール
HN:
打撃マン
性別:
男性
趣味:
殴る蹴る
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
HOMEへ戻る
忍者ブログ | [PR]
shinobi.jp
[PR]Samurai Sounds