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日本人て何で筋肉に対してコンプレックスというか、
アレルギーに近いものを持っているのかしらねえ。
筋肉があるってだけでどういうわけかスポーツ万能の
スーパーマンのように思われるよね。
んでもって鍛えてる奴は変わり者だとか性格悪いとか
偏見持ってる人も結構いるよね。
実際はどんな競技にもそれに適したスキルが
要求されるんだから、筋肉あるだけじゃうまくいくわけ
ないでしょって。やっぱり日本はジムで鍛えたりする
文化が存在しないから、マッチョマンを見慣れてないって事も
あるんでしょうね。だから変わり者だっていう見方も
出て来るんだと思うわ(まあ変人は多いけどね)
格闘技でも、頑なに筋肉を鍛える事を拒んで技術で
何とかしようって人いるけど、そういう人って昔の達人の
逸話とか信じて、その境地を目指してる達人志向の
人間が多いような気もするわ。
アタシは達人の逸話なんてまるで信じてないし、どーでも
いいんだけど、達人志向の人って頂点ばっか見て過程を
無視してる感はあるわね。「達人は筋トレもしなかった、
打たれ強くなるための稽古もしなかった」とか言うけど
そこまでの境地に至るにはバカバカぶん殴られた経験も
あっただろうし、筋トレしまくった時期もあったんじゃないの。
そういう過程を無視して頂点だけ見ちゃってる人多いよね。
アタシは頂点に辿り着くまでの過程にこそ、大きなヒントが
あるんじゃないかと思うけどね。
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