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打撃系格闘技の人間には「ボクシングがパンチ技術の最高峰」って認識が
無意識のうちにあるのよね。そんな事ない、って人も居るでしょうけど大多数の
連中はそう思ってるのが多いのよ。
確かに間違いじゃないんだけど「手はボクシング」って考えが逆に発展を
妨げてるんじゃないのかしらって思うのよね。
本当にボクシングのパンチをやりたいなら構えから重心の位置から何から
何までパンチ用にしなきゃいけない、正直言って適当に形だけ真似して
できるもんじゃないのよね。
でも殆どのフルコン空手とか見ると突きは完全にボクシングの借り物だし
空手用にアレンジしましたっつっても大した事無いしね。
結局ボクシングを超える手技のフォルムっつーか、独自の殴り方を
考案しないとダメだと思うのよね。
だから「空手に顔面攻撃を取り入れるには」みたいな事を掲示板で
言ってる連中がたまにいるけど、連中の頭の中にあるのが「ボクシング的な
コンビネーション」だから議論が平行線いってると思うのよね。
一旦頭の中からボクシング的なパンチ、ボクシング的なパンチの応酬を
外さないとダメだと思うわ。
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